ミントの季節『ロンドン・コーリング/Nomad Lifeを生きる』

夜の9時半頃に日の入りするロンドンの今の時期は一年のうちで一番開放的で気持ちの良い季節だと思う。

庭のハーブも元気いっぱいに育っている。こう書くと庭で栽培しているように聞こえるが、残念ながら現在の生活はガーデニングからはほど遠い。

過去に植えたハーブ類が根付いて勝手に生えて来る。ミントもそのひとつ。

元はと言えば雑草だから生命力が強いようだ。でも食用にするには葉っぱが硬すぎる。

幸い今の時期はスーパーで大きい束が100円ほどで手に入るので、食用にはそれを利用している。そして至る所でミントを使う。

サラダにはミントドレッシング。

オリーブオイル、アップルビネガー、潰しニンニク、ディジョンマスタード、岩塩、アガヴェあるいはハチミツを極少々そしてミントのみじん切り。

このドレッシングの時は必ずキュウリを入れる。ミントの香りとキュウリの爽やかな青臭さが絶妙なハーモニーでこれぞイギリスの夏!と思わせてくれる。

メインのサーモンはホイルに包んでオーヴンで焼いて、マヨネーズとグリークヨーグルトあるいはサワークリームにレモン汁をたっぷり絞ってミントのみじん切りをたくさん入れたソースを添えると超美味しい。

ゆでたサラダポテト(直径3センチくらいの新ジャガ)にバターとミントを和えて。これまた美味しいんだなぁ。

そして大きめのグラスにミントをたくさん入れて熱湯を注げは美しいミントティーの出来上がり。

本当にミントは偉い。

Photo by Sanorui&NK

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