クリスマス・ラッピング『ロンドン・コーリング/Nomad Lifeを生きる』  

何年かぶりでクリスマスを英国で過ごす。本来のクリスマスとは関係のない日本でのお祭り騒ぎも不思議だったが、この国のクリスマスへ向けてのエネルギーは半端ないことを再認識している。BREXIT問題で国家不安の状況にあるのに、政治家もクリスマス年末年始としっかりお休みする。

クリスマスと言えば、クリスマスツリー。ツリーの下には綺麗にラッピングされたプレゼントがクリスマスの日までそこに置かれる。

私のところにはツリーもないし、クリスマスっぽいものはあまりないが、それでもクリスマスのランチパーティーに招待されたので、クリスマスプレゼントをかなり準備しなければならない羽目になった。まだラッピングも完了していない。

なんとか明日のクリスマスイヴまでに出来れば良いや、と放っておいたが、ちょっと心配なので昨夜一部のラッピングを始めると、いろいろなものが足りないことが判明。まず肝心なラッピングペーパーが足りない。以前買ってあったもので間に合わせようと算段していたのだが、全然足りなさそうだ。

私の経験した限りこの国の方々はプレゼントを開けるときラッピングをビリビリ破きながら開ける。『あぁその紙、高かったのに~~~』と、何度お財布の中のお札が引き裂かれるような思いでその情景を眺めていたことか!

日本人が綺麗に元の状態になるように包み紙を丁寧に開いて、それをまた後生大事に取っておく、なんて奇特な人は居ない。

だから、もう最近はお金をなるべくかけないように心がけている。安っぽ~いペラペラの紙で十分。パウンドショップ(日本の100円ショップのように優秀ではないが)で買い求める。

ラッピングペーパーだけでなくギフト用タグ(名札)も足りない!

挙句の果てにはプレゼントの数も足りないことが判明した。

ラストミニッツショッピングで賑わう街には出たくないのに、、、

しとしと雨が降る中を出かけなくてはならない。雨のクリスマス前の日曜日。

こうして不満や愚痴ばかりが頭を過るが、質素ながらもお祝いが出来ることに感謝するとしよう。

皆さまどうか静かな良いクリスマスを過ごされますように。

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