風邪を早く治す方法『ロンドン・コーリング/Nomad Lifeを生きる』

久しぶりに風邪をひいた。ノドのイガイガから始まり熱はなかったので、インフルではなく単なる風邪、これは身体の自浄作用だ、身体も師走の大掃除ね!とかすっごいポジティブに捉えてたのに、、、2、3日後にはそんなPositive thinkingははるか彼方へ。

前回の『ロンドンの呑み込み魔』には触れなかったが、実はカードがATMに呑み込まれる事件の前々日には、台所のお湯の蛇口が壊れてお湯が止まらない、と言う事件が発生していた。

水を止めてしまうと、使用中の暖房のボイラーに影響があり、ボイラーが壊れたら、一桁の気温では地獄なので、自分であまり色々触りたくなかった。でもロンドンでは修理人を呼んでもすぐ来てくれることはまずない、ガス会社と契約しているホームケアと言う保険の範囲でやろうとするともっと選択肢が狭まるので、もう真っ青ものであった。緊急事件として泣き声で電話しまくったら、何とか夕方水道業者のお兄さんが来てくれることになった。それまで4時間、キッチンの流れ続けるお湯をハラハラしながら見つめる私。全てが解決するまで、ストレス度マックス。

演奏旅行から戻った翌日で何も約束事がなかったのだけはラッキーだったが、とにかく胃がキュ~~~~~ンとなってイタイ!

水道業者のお兄さんがまぁよくある事です、みたいに顔色一つ変えず手際よく修理してくれたときは、なんか後光がさしてる感じがして、思わず拍手したかった。もちろんしないけど。

その日の残りは胃のあたりの緊張が取れず、全身のエネルギーを奪われた感があってドッと疲れた。が、これは単なる除幕!

そしてその後に起こるデビットカードとパーキングミーターの呑み込み魔事件、今の風邪は潜伏期間を考えると、どうも車のパーキングミーターにコインを呑み込まれた日あたりにどこかで菌を拾ったものと思える。 何なのこの負の連鎖!

この風邪、最初はポジティブに自然治癒力で治すつもりで、薬は飲まない!と決めていた。

今凝っているアップルサイダービネガーや蕎麦の花のハチミツ、ショウガ、レモンで対応していた。熱も37度ちょっとしか出ないので、ヨシ、身体が菌と戦っている証拠だ、とか悦に入っていたのも束の間、、、だんだんノドの痛みが胸の真ん中に降りて来て、半端ではない咳がで始めた。

夜もシビアなコフアタックで眠れない、腹筋が痛い、鼻をかみ続けるので鼻の下は真っ赤。

もう~~~医者にすぐ診てもらえないこの国で肺炎なんかなったら大変!

ようやく自然療法中止命令を出した。どっかに以前日本の医者でもらった咳止めや風邪の薬があるはず、と薬箱や戸棚を探すがない!そう言えば、何ヶ月か前に断捨離と称して捨ててしまったことを思い出しガックリ、、、(泣)

仕方ないので、消炎作用のあるイブプロフェンを服用することにした。

でも、もちろんミラクルは起きない。風邪を早く治す方法なんてないですね。

昨日どうしても必要なものを買いに近所のスーパーまで行ったが、冷たい風に肺の前後が痛むのが辛かった。

今日やっとピークは過ぎた感はあるが、あと2、3日は使い物にならないなぁ、、、、

皆様も風邪やインフル気をつけてお過ごし下さいネ。

 

私の風邪治療バスケット Photo by Sanorui&NK

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