「ドナ・タート」で始まった2019年『ロンドン・コーリング/Nomad Lifeを生きる』
2019年が明けてもう2週間経った。
数日前にドナ・タート著『ゴールドフィンチ』を読み終えた。
この長編を読み終える頃にはクリスマス直後に襲われたインフルエンザから立ち直るだろうと思っていたのだが、生憎まだ100パー回復していない。インフルエンザにも後遺症があるのだろうか?熱もないのに筋肉痛と節々の痛さ、全身の倦怠感とともにノドの炎症もすっきりしない。
さてこの『ゴールドフィンチ』だが、一言面白かった!次から次へと展開するスリル満点のストーリー。著者のストーリーテラーとしての才能に舌を巻いた。そして最も大切なのは物語の面白さだけでなく、哲学的な大きな問いかけが隠されているということ。
読後数日経った今もずっと考え続けている。
唯一残念なのは、この作品が映画化されることかもしれない。
インフルエンザとドナ・タートで始まった新年は健康の大切さとアートの大切さの再認識。
Photo by Sanorui&NK