イライラ『ロンドン・コーリング/Nomad Lifeを生きる』

日本の危険な暑さや台風被害、今月初めの近畿地方土砂災害の悲惨さはロンドンでも報道された。今まで聞いたこともなかったスウェーデンの森が火事になり、ギリシャでも死者多数の大変な火災が起こった。北半球がカラッカラなのだろう。

英国も1976年以来の暑い夏で、このままだと庭の水やりなどは節水あるいは禁止されるかもしれない。先週はロンドンでも34度くらいまで記録したので、エアコン設備が整っていないこの国の公共交通機関や病院など、暑さに慣れない英国民にはかなり深刻な状況となった。

しかしながらようやく待ちに待った雨が昨日から降ったお陰で、今日は気温が10度も下がっている。来週は暑さが戻ることが予報されているが、それでも最高気温28~29度程度で、湿度も低いから外出さえしなければ大したことはない。可愛いものだ。

暑くなって気が付いたのはテレビなどで、暑さ対策についてあまり注意を促さないことだ。

水分補給の重要性や熱中症対策など、熱中症や日射病で病院に搬送された人のニュースは聞いたけど、そうならないようにするにはどうするべきか、日本のように至る所で目にしたり耳にしたりしない。日本が親切なのかイギリスが不親切なのか。

喉の渇きなど感じにくくなっているお年寄りには特に注意喚起が必要だと思うんだけども、

お節介はしないお国柄がこういうところにも現れるのかしら。

BREXITではまだまだ問題が山盛りになっていると言うのに、大臣や議員のみなさんは避暑のことにしか興味がないみたいだし、日本の危険な暑さと湿気を味わったら、ここの暑さは「屁の河童」だと分かるだろうに、、、

この時期に日本でオリンピック開催するのも理解に苦しむし、何だかこう考えていると全てにイラついてくる。やはり暑さのせい?

Photo by Sanorui&NK  

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